赤ちゃんのアトピー改善や、健康的な離乳食を考える中で、
亜麻仁油を与えようか考えている人のために。
赤ちゃんと亜麻仁油のネット上に広がるウソホントをお伝えします。
亜麻仁油を赤ちゃんに直接与えるのは危険?
アトピーなどのアレルギー症状を改善する効果など、
さまざまな健康効果があることで注目されている亜麻仁油(アマニ油)。
赤ちゃんにも効果があるという情報がネット上で広まっていますが、
少し誤った情報も出回っているようです。
では、どの情報がホントで、どの情報がウソなのか?
我が家でお世話になっている小児科の先生に、
赤ちゃんに亜麻仁油を与えてもよいのか、実際に聞いてみました。
先生の考えでは、生ものには赤ちゃんに危険な菌が混入している危険があるため、
亜麻仁油も生ものと考えると、直接与えるのは避けてほしいとのこと。
そのまま飲ませる方法が紹介されていることもありますが、
先生からするとウソ、誤った情報となるようです。
赤ちゃんのアトピー改善に亜麻仁油を使う方法
赤ちゃんのアトピー改善に亜麻仁油を使いたい場合どうすればよいかも、
小児科の先生に聞いてみました。
その結果、母乳の場合なら、お母さんが亜麻仁油を摂る方法がおすすめとのこと。
アトピー改善効果が期待できるオメガ3と言われるαリノレン酸の成分は、
亜麻仁油をお母さんが摂れば、母乳にそれなりに反映されるそうです。
関連記事:オメガ3で大人気!亜麻仁油・えごま油のαリノレン酸とは?
母乳で与える方法は、生の危険性もないので、とても安心だと思います。
もし母乳を与えていなかったり、すでに離乳食になっている場合は、
亜麻仁油を肌に塗る方法もあるそうです。
ただし、患部に直接塗らなくても、浸透すれば効果が期待できるため、
敏感になっている患部の赤い部分は避け、手首に少量を塗るだけで良いそうです。
ただし大人同様、赤ちゃんの肌に塗る場合も、
塗った部位に日光などの光が当たらないようにする必要があります。
光に当たって酸化した亜麻仁油になってしまうと逆に悪化する恐れがありますので、
十分注意して塗ってあげましょうね。
離乳食に亜麻仁油は使わない方がいい
離乳食に亜麻仁油を使っている有名人がいることで、離乳食から使う人もいますが、
最初にお伝えした通り、赤ちゃんに生ものを与えるのは危険です。
生ものを与え始めて良い時期は、消化機能が整い始める2~3歳からです。
赤ちゃんのアトピーを、少しでも良くしたいと思うのが親心ではありますが、
体調を悪くしてしまう可能性もあるので、離乳食には使わないようにしましょう。
また、アトピーなどのアレルギー症状は、植物油やマヨネーズなどに含まれる
リノール酸の摂り過ぎが主な原因だと言われています。
関連記事:亜麻仁油とえごま油のリノール酸の含有量と効果・注意点
その為、赤ちゃんがアトピーなら、リノール酸の摂取を控える対策も必要だと思います。
食べさせている離乳食の食材に気をつけたり、生活環境を綺麗にするだけでも、
赤ちゃんのアトピーが改善する可能性は大いにあると思います。
亜麻仁油なら、母乳や塗る方法で摂らせてあげるなど、
なるべく安心安全な方法で、赤ちゃんの健康を守っていけるといいですね。
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