えごま油とは?期待できる健康効果と値段から注意点まで

テレビでもよく紹介されるえごま油(荏胡麻油)とは、どんな油なのか?
アトピーやがん予防、認知症、ダイエット効果まであるという
えごま油について、詳しく調べてみました。

スポンサーリンク


えごま油は、えごまの種子から作られた油

えごま油は、シソ科のえごまという植物の種子から作られた油です。

えごま油は、しそ油と言われることもある為、比較したり、違いを調べる人がいますが、
中身に違いはなく、同じ油です。

「シソ」科の部分から名をとった別の商品名(しそ油)があると考えてください。

えごま油を「荏胡麻油」と漢字表記で販売している商品もあるので、
漢字でも覚えておくと良いと思います。

また、えごま油の英語「perilla oil(ペリラオイル)」を覚えておくと
海外の商品も見つけやすくなると思います。

えごま油の人気のヒミツ、αリノレン酸の効果

テレビ番組「林修の今でしょ!講座」では、認知症にえごま油が良いと紹介され、
「みんなの家庭の医学」では、血管の若返りや動脈硬化に良いと紹介されるなど、
テレビで紹介されるたび、えごま油が注目されるようになりました。

しかし、えごま油には、他にもさまざまな健康効果があると言われており、
アトピーや花粉症のアレルギー症状、うつ病の改善、がん予防などから、
最近では、ダイエットの効果にも注目が集まってきています。

これらの効果がある理由は、えごま油にαリノレン酸が多く含まれているからです。
関連記事:オメガ3で大人気!亜麻仁油・えごま油のαリノレン酸とは?

αリノレン酸は、人間が作ることのできない必須脂肪酸、オメガ3脂肪酸のひとつで、
食べ物では青魚に豊富に含まれているものの、現代人は不足傾向にあります。

そこで、注目されるようになったのが、えごま油です。
小さじ1杯の画像

品質の良いえごま油には、αリノレン酸が約60%も含まれている為、
なんと小さじ1杯(5g程度)で、1日に必要な摂取量が摂れてしまうのです!
関連記事:えごま油と亜麻仁油の1日の摂取量を年齢別で調べてみた

健康効果を感じるまでには、最低でも毎日摂取を2~3ヶ月続ける必要があるものの、
摂取量が小さじ1杯で良いえごま油は、とても優秀な健康油だと言えるでしょう。

えごま油の値段について

一般的なスーパーでは、まだまだ置かれる商品数が少ないえごま油ですが、
楽天やamazonなどの通販では、さまざまなメーカーから選ぶことができます。
スーパーの画像

テレビで紹介され、売り切れが続出すると値段が定価以上になることもありますが、
通常であれば、200gで1000円~2000円程度の価格帯で購入できます。

「まずは手頃な価格で、えごま油を試してみたい」と言う人は、
200gで1000円程度のお手頃価格な商品から選んでみることをおすすめします。

産地や品質にこだわっていることから、値段の高い商品もありますが、
中には、通常価格よりも高い値段設定になっているだけの商品もあるので、
購入する際は、適正価格かどうか確認してからの方が良いと思います。

えごま油の取り扱い注意点

えごま油の取り扱いには、いくつか注意すべき点があります。

えごま油は、非常に酸化しやすい油なので、加熱や直射日光はNGです。

保存方法は、開封前は常温保存がおすすめされているため、
直射日光、高温多湿を避けた暗所となる床下収納での保存が特におすすめです。
床下収納の画像

ただし、開封後は冷蔵庫で保存し、1ヶ月以内に使い切るようにしましょう。

1ヶ月以内に使い切れないと思う場合は、1袋4~5g入りの使い切りタイプや、
ソフトカプセルで飲めるえごま油のサプリメントで摂取する方法が良いかもしれません。
 →えごま油をカプセルで!サプリメントおすすめ人気ランキング

最近は、えごまを粉にした「えごまパウダー」も注目されるようになってきたので、
自分が使いやすく、続けられるものを選んでみてはいかがでしょうか?

Pocket


スポンサーリンク

コメントを残す