オリーブオイルとえごま油なら、どちらが便秘におすすめなの?
そんな疑問を解決するため、それぞれの特徴を徹底調査!
どれだけ差があるのか、オリーブオイルとえごま油の違いをご紹介します。
オリーブオイルとえごま油の違いは?
最近、便秘やダイエットに効果的なオイルとして、
オリーブオイルとえごま油を日常的に摂る人が増えています。
しかし、どちらがより効果的なのかわからないと言う人もいて、
どちらを選ぶか、迷っている人も多いようです。
そこで今回は、オリーブオイルとえごま油を徹底調査!
なぜ便秘に効くのか、特徴の違いを詳しく調べてみました。
すると、便秘に対して同等の働きがある部分と、
一歩抜き出た働きがある部分を見つけることができました。
オリーブオイルとえごま油、どっちを選ぼうか迷っている人は、
よければ参考にしてみてください。
オリーブオイルとえごま油、共通の効果は?
オリーブオイルとえごま油には、
腸にいる便がスムーズに動く働きのあるオレイン酸が含まれています。
オレイン酸には便を適度に軟らかくする働きがあるため、
カチコチの便がでやすい人には、よりおすすめの脂肪酸となっています。
しかし、オレイン酸の含有量に違いはあります。
えごま油は、100gに約17%のオレイン酸を含んでいるのに対し、
オリーブオイルは100gに約74%も含まれています。
つまり、オリーブオイルの方が4倍以上のオレイン酸を含んでいるのです。
ということは、オレイン酸の含有量だけで考えると、
えごま油よりオリーブオイルの方が便秘に効果的と言えます。
しかし、実は他にも大きな違いがありました。
オリーブオイルとえごま油の大きな違いとは?
オレイン酸はオリーブオイルの方が多く含まれていますが、
実は、えごま油の方が多く含まれている脂肪酸があります。
それは、オメガ3脂肪酸と呼ばれるαリノレン酸です。
αリノレンには、腸の働きを活発にする働きがあり、
えごま油に100gあたり約60%も含まれています。
オリーブオイルにはほとんど含まれていない脂肪酸のため、
αリノレン酸の含有量だけで考えれば、
オリーブオイルよりえごま油の方が便秘に効果的と言えます。
ただし、人により不足している脂肪酸は違うため、
オレイン酸不足の人には、オリーブオイルの方が効果的です。
ちなみに、1日の摂取量については、
オリーブオイルは大さじ1杯、えごま油は小さじ1杯が適量となっています。
1日の量で比べると、量の少ないえごま油の方がおすすめですが、
使いやすさでいえば、オリーブオイルの方がおすすめです。
使うときの注意点は?
オリーブオイルは、加熱調理に使える油ですが、
えごま油は熱に弱い油のため、基本的に加熱調理には使えません。
そのため、えごま油は生のまま飲むか、
食べ物にかけたり、ドレッシングなどに混ぜて使います。
もし加熱調理に使いたいという場合は、オリーブオイルを選びましょう。
ちなみに、オリーブオイルとえごま油、両方摂りたいと言う人には、
ボタニカルオイルミックスという商品があります。
オリーブオイル、えごま油、亜麻仁油、アボカドオイル、
4種のオイルをブレンドした個包装になったオイルです。
えごま油が含まれているので加熱調理には向きませんが、
個包装になっているので、酸化を気にする必要がありません。
また、お弁当に持っていくなど、持ち運びにも便利です。
私も実際に愛用しているのですが、
サラダやスープにかけたり、すごく使いやすくて気に入っています。
ボタニカルオイルミックスを使うようになって、
便秘も解消され、今では毎日便がでるようになっています。
オリーブオイルとえごま油、どちらにも良い点があるので、
こういった商品も一度試してみてはいかがでしょうか?
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