しそ油とえごま油、そして亜麻仁油は、比較されやすい油ですが、
実は名前が違うだけで、中身は変わらない油もあります。
効果や成分の違いも含め、詳しく調べてみたのでご紹介します。
しそ油とえごま油の違いは、何もない?
えごま油がほしいと思い、楽天やamazonで検索をしていると、
検索結果に「しそ油」がでてくることがありませんか?
スーパーでも、えごま油の陳列棚で、しそ油を見かけたことはありませんか?
商品名が違うのに、なぜ?と思った私は、しそ油を調べてみました。
すると、えごま油としそ油は、商品名が違うだけで、
中身は同じ油だということがわかりました。
つまり、効果も成分も全て同じ。えごま油=しそ油だったのです。
ちなみに、シソ科の植物であるエゴマの種子から作られた油なので、
どちらの名前も、原料が由来となっています。
シソ科、または、エゴマの種子、どちらを重視したかの違いです。
そのため、しそ油とえごま油の違いは、何もないのです。
しそ油とえごま油、亜麻仁油との違いは?
しそ油とえごま油は、商品名に違いがあるだけで、
中身はまったく同じものだとわかりましたが、亜麻仁油はどうでしょうか?
調べてみたところ、亜麻仁油との違いは、原料の違いがある他、
味、香り、有効成分にも違いがあることがわかりました。
関連記事:亜麻仁油とえごま油を比較!違いはないの?選ぶポイント
味と香りについては、メーカーによって違いがあり、好みの問題もあるため、
しそ油、えごま油、亜麻仁油のくくりで差をつけることは、難しいです。
そうなると、気になるのは成分の違いですよね。
注目すべき違いといえば、しそ油とえごま油にはルテオリン、
亜麻仁油には、リグナンという成分が含まれている点だと思います。
ルテオリンは、アトピーや認知症などの悩みに強いです。
⇒亜麻仁油との違い!エゴマ油の成分ルテオリンの効能がスゴい
リグナンは、更年期障害や不妊症など、女性特有の悩みに強いです。
⇒亜麻仁油のリグナン効果と副作用は?食べ物と含有量も比較!
こうしたちょっとした違いで、しそ油・えごま油・亜麻仁油を選ぶ方法もあります。
しそ油とえごま油と亜麻仁油、選ぶときのポイントは?
えごま油や亜麻仁油の、認知症予防やダイエット効果、美肌効果など、
テレビで紹介された効果は、どれもαリノレン酸という成分によるものです。
そして、しそ油・えごま油・亜麻仁油のαリノレン酸の含有量は、ほぼ同じ。
そのため、テレビで紹介している効果を期待して摂取するなら、
どの油を選んでも良いと言えます。
ただし、選ぶときのポイントとして、コールドプレス製法という、
低温圧搾で作られている商品を選ぶようにしましょう。
エゴマの栄養素は、高い温度で壊れてしまうことが多いため、
低温でじっくり作らなければ、効果が台無しになってしまいます。
また、国産や有機(オーガニック)、無添加など、
自分がこだわりたいポイントも加えると、かなり絞られてくると思います。
もし、原料も国産にこだわりたい場合は、亜麻仁油の国産品は希少なので、
えごま油(しそ油)の国産品を選ぶことをおすすめします。
国産えごま油の人気商品も調べてありますので、
もし興味があれば、そちらの記事もチェックしてみてくださいね。
⇒国産えごま油おすすめ人気ランキング【楽天・amazon】へ!
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