えごま油は国産が人気で、売り切れることも多いですが、
なぜ中国産や韓国産より値段の高い、国産を選ぶ人が多いのでしょうか?
島根県産と中国産のえごま油を飲み比べ、国産人気のヒミツを探ってみました!
国産と中国産のえごま油の値段は、倍以上も違う?
スーパーや通販で買ったえごま油の原料産地を調べてみたら、
中国産や韓国産だったことはありませんか?
日本では、製造元が日本であれば、国産えごま油と言うことができるので、
純国産だと思って買ったのに、後で調べてガッカリした、なんてこともあります。
えごま油の原料となるエゴマの原産国は、主に東南アジアと言われているものの、
日本で販売される商品は、中国産、韓国産、日本産(国産)が多いのが現状です。
その中でも、純国産は、販売メーカーも販売数も少なく、値段も高い。
それに比べて、中国産は生産量が多く、販売するメーカーも多いため、
他のえごま油よりも値段が安い、買いやすい点が魅力となっています。
実際、量が同じだとして、国産のえごま油が3,000円するとしたら、
中国産のえごま油は、その半値の1,500円以下で買えることが多いのです。
しかも、中国産でも、日本で製造しているえごま油は品質の良いものが多く、
αリノレン酸の含有量や栄養成分も、国産と良い勝負です。
それでも、テレビで紹介されて買い求める人が増えた時はもちろん、
普通の時でも、最初に売り切れるのは、なぜか国産のえごま油なのです。
中国産えごま油と島根県産えごま油の違いは?
国産えごま油がなぜ人気なのか?そのヒミツを探りたいと思い、
島根県産のエゴマを使った、奥出雲えごま油を購入してみました。
普段は、中国産のエゴマを使った、朝日のえごま油を飲んでいるので、
この2商品で、違いを調べてみることにしました。
まずは、商品価格の違いから見ていきましょう。
朝日のえごま油は、170g入りで1,200円前後、。
奥出雲えごま油は、70g入りで2,000円前後の販売価格となっています。
同量で考えると、島根県産のえごま油は、中国産の約4倍!の値段がするのです。
では、栄養成分の違いはどうでしょうか?
どちらの商品も、100g当たりのエネルギーは900kcal、脂質は100g、
他の成分表示で0.1gの差があるものもありますが、ほぼ同じと言っていいでしょう。
健康効果のために重要な、αリノレン酸(オメガ3)の含有量は、
島根県産が60%以上、中国産が58%以上で、少し国産が勝っています。
しかし、国産購入の決め手となるほどの違いではないと思います。
どうやら国産の人気は、もっと違うところにありそうです。
国産人気のヒミツは「安心感」と「癖のなさ」
国産のえごま油を購入した人の口コミを調べていると、
「安全で安心できる」という内容が多いことに気づきました。
日本は、徹底した管理のもと作られるものが多いので、
中国産や韓国産より、国産の方が安全と考えるのは納得できます。
韓国は、品質管理の甘さや環境問題も浮き彫りになっているので、
そういう面も、国産人気の後押しになっているのだと思います。
関連記事:えごま油は韓国が強い!韓国製や韓国産の安全性は大丈夫?
やはり、安心安全が1番大事ってことですね!
ちなみに、国産と中国産を飲み比べて気づいたこともあります。
中国産の朝日のえごま油は、味も香りも癖があり、
青臭い、生臭いような感じがするので、そのまま飲むのは辛かったりします。
しかし今回、島根県産の奥出雲えごま油を飲んでみてびっくり!
国産のえごま油は、癖がない!飲みやすい!
私は、香りと味が良いのも、国産えごま油の魅力だと思いました。
ジュースやドレッシングなど、何かに混ぜてしまえば味はわからなくなりますが、
そのまま飲むなら、癖の少ない国産を選ぶことをおすすめします。
今回飲み比べたことで、値段の安さで中国産えごま油を買い続けてきた私も、、
お金に余裕がある時は、国産を選びたいと思うようになりました。
国産えごま油おすすめ人気ランキングも別記事で紹介しているので、
興味があれば、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね!
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