体にいい油として、最近カメリナオイルが話題になっています。
でも、どんな効果効能があるのか知らないという人へ、
カメリナオイルとはどんな油なのか、詳しくご紹介したいと思います。
カメリナオイルについて
カメリナオイルは、アブラナ科の植物の種から抽出した油で、
ネギやニラの香りがすると言われています。
亜麻仁油やえごま油より含有量は少ないものの、
オメガ3を含む加熱できる油として、最近注目されるようになってきました。
通常、オメガ3は熱を加えると成分が壊れてしまうため、
亜麻仁油やえごま油は、加熱調理に向かないと言われています。
しかし、カメリナオイルは加熱しても成分が壊れないため、
炒め物や揚げ物にも最適な油となっています。
なぜカメリナオイルのオメガ3は熱(酸化)に強いかという疑問については、
カメリナオイル販売サイトにて、このような詳しい説明がありました。
天然抗酸化成分のビタミンEやベータカロテン、
そして加熱安定性に優れるオレイン酸やイコセン酸のオメガ9系脂肪酸により、
常温保存や加熱調理を可能にした常識を覆すオイルです。
参照サイト:http://camelinaoil.co/
他の含有成分によって、熱から守られている仕組みのようですね。
ちなみに、開封後から常温保存で2ヶ月保存したものでも、
ほとんど酸化しないそうです。
そのまま使う必要のある、えごま油や亜麻仁油が使いづらい人にとっては、
第三の選択肢として、カメリナオイルはとても重宝しそうです。
では、次に効果効能について説明していきたいと思います。
カメリナオイルの効能は?
カメリナオイルの効果効能で一番有名なのは、
コレステロールと中性脂肪を下げる働きだと思います。
亜麻仁油やえごま油にもある効果ではありますが、
カメリナオイルは、コレステロール値を減少させる成分、
植物ステロールの含有量が、オメガ3オイルの中で一番多いと言われています。
そのため、コレステロール値や中性脂肪を減らす目的で摂る場合は、
カメリナオイルの方がおすすめです。
その他の効果としては、ほぼ亜麻仁油とえごま油と変わらないため、
まとめてご紹介したいと思います。
・ダイエット
・肌荒れ
・アトピー症状
・花粉症
・便秘
・うつ病
・認知症
・動脈硬化
・中性脂肪
・高コレステロール
これらの効果効能は、主にオメガ3脂肪酸によるものです。
効果がでてくる目安としては最短で3日(便秘など)、
基本的には2~3ヶ月の摂取が必要となります。
生活習慣病の予防にも最適なオイルだと言われているので、
ぜひ毎日摂って、習慣化させてみてはいかがでしょうか。
1日の摂取量や食べ方は?
カメリナオイルの1日の摂取量は小さじ1~2杯といわれており、
それ以上摂ると、過剰摂取となる恐れがあります。
1日1回、加熱調理に使うくらいがちょうどよさそうですね。
ちなみに、テレビ(名医のTHE太鼓判)では、
芸能人がお味噌汁に少し入れて飲む方法を紹介していました。
香りが強いので、ネギやニラなどの香り野菜と相性の良い料理と
組み合わせて調理すると美味しく食べられると言われています。
最後に、カメリナオイルと他のオメガ3オイルを比較して、
個人的に思うことを伝えさせていただきます。
カメリナオイルは、体にいい油の1つであることは確かだと思います。
しかし、加熱できるオメガ3として選ぶなら、
他にもサチャインチオイルがあります。
⇒サチャインチオイルの効果は?注目の健康効果と1日の摂取量
カメリナオイルは、αリノレン酸を約38%含有しているのに対し、
サチャインチオイルの含有量は約50%となっています。
また、含有量の多さで選ぶなら、亜麻仁油やえごま油が1番です。
つまり、オメガ3の含有量や加熱できるかどうかで選ぶなら、
他のオイルの方がおすすめできるのです。
しかし、コレステロールと中性脂肪を下げる効果でいえば、
カメリナオイルが一番おすすめできます。
何を重視するかで、ぜひ使い分けてみてはいかがでしょうか。
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