亜麻仁油の効果といえば、ダイエット効果や美肌効果が有名ですが、
アトピーや花粉症、うつ病などの症状にも対応しています。
そこで今回は、亜麻仁油にどんな効果効能があるのか、徹底的に調べてみました。
亜麻仁油の効果効能を調べてみた
亜麻仁油で期待できる効果効能といえば、
美肌、ダイエット、便秘、アトピー、花粉症、認知症など、
テレビで紹介されたものが有名だと思います。
実際、もし亜麻仁油の効果を教えて!と言われたら、
この中のどれか1つは、あなたも思い浮かぶのではないでしょうか?
しかし、テレビで紹介された亜麻仁油の効果って、実は、ほんの一部なんです。
亜麻仁油の効果効能を徹底的に調べてみると、
最低でも、この22症状に期待できる効果があるとわかりました。
ダイエット、肌荒れ、ニキビ、アトピー、花粉症、便秘、
生理痛、生理不順、不妊症、更年期障害、うつ病、
認知症、糖尿病、動脈硬化、脳梗塞、脳卒中、癌(がん)、
中性脂肪、高コレステロール、骨粗しょう症、体臭、髪の抜け毛
こうして見ると、肌や脳への効果はもちろん、髪や骨を健康にする力もあり、
女性特有の症状や、精神的な症状にも効くのですから、実に万能です。
これなら亜麻仁油が健康油と言われるのも、納得できますよね。
亜麻仁油で注目すべき7つの効果・効能
先ほど紹介した、亜麻仁油の22症状への効果の中から、
今回は特に注目すべき7つの効果効能を、さらに詳しく調べてみました。
どれも知っておいて損はないと思うので、順に紹介させていただきます。
効果・効能1.肌荒れ・ニキビ改善など、肌への効果
亜麻仁油には、肌質を改善する働きがあるため、
アンチエイジング効果があります。
亜麻仁油に多く含まれる成分、αリノレン酸には、抗炎症作用があるため、
ニキビなどの吹き出物を早く治したり、予防する効果効能もあります。
また、肌の保湿効果や、血液サラサラ効果があり、美肌を守ってくれます。
また、えごま油をクレンジングオイルとして使用する方法がありますが、
亜麻仁油を肌に塗っても、毛穴がキレイになるなど、同等の効果が期待できます。
もし興味があれば、えごま油は美肌効果も!クレンジングオイルとしての使用法も
合わせて読んでみてくださいね。
効果・効能2.ダイエット効果
亜麻仁油に含まれるαリノレン酸には、中性脂肪を減らす効果や、
脂肪燃焼を促す効果効能があります。
そのため、亜麻仁油にはダイエット効果があると言われています。
このダイエット効果を証明した1人が、内臓脂肪に詳しい名医、池谷先生です。
池谷先生は、亜麻仁油入りの野菜ジュースを半年間飲み続けたことで、
15キロもの減量に成功しました。
この方法は、名医も実践する亜麻仁油を使ったダイエット法として、
人気テレビ番組、林修の今でしょ!講座の中で紹介されました。
詳しいダイエット法については、別記事にまとめてありますので、
亜麻仁油とえごま油でダイエット!効果がある理由と実践方法をご覧ください。
効果・効能3.便秘の改善
亜麻仁油に含まれるαリノレン酸には、腸管の炎症を抑え、
腸の働きを活発にする効果効能があります。
また、亜麻仁油に含まれるオレイン酸には、便をやわらかくする働きや、
腸での移動をスムーズにする働きがあります。
通常、亜麻仁油の効果を感じるには、2~3ヶ月の期間がかかるのですが、
便秘については、2~3日で効果がでることが多いのも嬉しい点です。
私も、亜麻仁油を飲んで2~3日で、便秘が改善されました。
便秘の解消法や、詳しい効果は、別記事でも紹介していますので、
よければ、亜麻仁油で便通が良くなる?便秘を即効で解消する方法もご覧ください。
効果・効能4.アトピーの改善
亜麻仁油に含まれるαリノレン酸には、アトピーの症状を緩和する効果効能があります。
しかし、亜麻仁油には、リノール酸という成分も含まれていることで、
逆にアトピーが悪化するのでは?と心配される方もいます。
たしかに、リノール酸は、過剰摂取すると、アトピーを悪化させる恐れがあります。
では、なぜ亜麻仁油はアトピーに効果があると言われているのか?
その答えは、リノール酸とαリノレン酸の含有比率が、
一番健康に良いといわれる1:4の黄金比率になっているからなんです!
リノール酸とαリノレン酸が1:4になっている亜麻仁油だからこそ、
アトピーの症状を抑える効果効能が期待できるんです。
ただし、どんなに有効でも、摂りすぎれば、アトピーが悪化する恐れもあります。
亜麻仁油やえごま油でアトピーが悪化?逆効果から学ぶことでお伝えしていますが、
アトピーを改善させるには、リノール酸の過剰摂取にも、十分気をつけましょう。
効果・効能5.認知症の予防
亜麻仁油に含まれるαリノレン酸には、認知症を予防する効果があります。
これは、脳の神経細胞を活性化する働きにより、
認知症の原因となる、脳の神経細胞の死滅を防ぐ効能があるためです。
また、認知症を予防する効果があるということは、物忘れにも有効で、
子供や若者は、記憶力の向上が期待できます。
ちなみに、亜麻仁油の1日の摂取量は、大人で小さじ1杯(5g程度)ですが、
認知症予防として摂取する場合は、大さじ1杯が理想的だと言われています。
認知症の効果は、えごま油と亜麻仁油に認知症の効能がある理由を調べてみたで
詳しく紹介していますので、興味があれば合わせてご覧ください。
効果・効能6.うつ病の予防・改善
亜麻仁油に含まれるαリノレン酸には、うつ病を予防する効果と、
うつ病を改善する効果効能があります。
アメリカの研究によると、うつ病はリノール酸を多く含む食べ物、
マヨネーズやマーガリン、ジャンクフードの過剰摂取が原因の1つになっており、
リノール酸を控えることが、うつ病予防につながると言います。
そして、リノール酸を控えることに加え、αリノレン酸を多く摂ることが、
うつ病の予防に効果があると、研究の中で証明しました。
そのため、αリノレン酸を多く含む亜麻仁油は、うつ病に効果的だと言えるのです。
また、人気テレビ番組、林修の今でしょ!講座からの情報によると、
αリノレン酸には、うつ病に関わる神経細胞を活性化する働きがあるそうです。
ということは、うつ病になった後でも、αリノレン酸を含む亜麻仁油は有効で、
うつ病の改善が期待できるとも言えるのです。
効果・効能7.不妊症の改善
亜麻仁油に含まれるリグナンには、女性ホルモンを整える働きがあり、
不妊症を改善する効果効能があると言われています。
実際に、不妊症の対策として、亜麻仁油入りのジュースを毎日飲んでいたら、
妊娠することができたという女性もいます。
不妊症が、生理不順など、ホルモンバランスの乱れからきている場合、
生理不順の改善も期待できる亜麻仁油は、とても有効だと思います。
ただし、妊娠した後も亜麻仁油を摂取し続けると、
早産になる可能性が高まるとも言われているので、
妊娠中の摂取は、医師と相談して決めるようにしましょう。
より詳しいことは、亜麻仁油のリグナン効果と副作用は?食べ物と含有量も比較!
にまとめてありますので、よければ合わせて読んでみてください。
亜麻仁油の効果がでる期間は、3ヶ月が目安!
亜麻仁油は、えごま油と効果効能がとても似ているため、
亜麻仁油が苦手な場合は、代わりにえごま油を摂取しても良いと思います。
ただ、生理痛や生理不順、不妊症の改善など、女性ホルモンに関わる効果は、
亜麻仁油だけに含まれるリグナンの力が強いため、
女性特有の悩みを解消したいなら、亜麻仁油を選びましょう。
なお、亜麻仁油の効果を感じるためには、
最低でも2~3ヶ月、毎日摂り続けていくことが重要です。
まずは、小さじ1杯の亜麻仁油を、3ヶ月摂り続けることを目標にしましょう。
そして、3ヶ月で何かしらの効果を感じることができた時は、
半年、1年と、長期的に摂り続けていくことをおすすめします!
コメントを残す