ごま油はオメガ何?主成分のリノール酸とオレイン酸を調査!

ごま油はオメガ何なのか知りたい人のために、
主成分のリノール酸とオレイン酸を詳しく調べてみました。
ごま油は健康にいい油なのか、徹底解説します。

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ごま油の主成分は、オメガ6とオメガ9!

えごま油や亜麻仁油に多く含まれているオメガ3脂肪酸に健康効果があると聞き、
最近、何気なく使っているごま油はオメガ何なのか気になるようになりました。

そこで、ごま油の主成分を詳しく調べてみたところ、
ごま油に多く含まれる脂肪酸は、リノール酸とオレイン酸だとわかりました。

日清オイリオの公式サイトでも、ごま油の主成分を紹介しています。

ごまの約50%は油分です。また、ごま油の主成分は、
からだの組織が正常に機能する上で欠かせないリノール酸と
悪玉コレステロールだけを下げるオレイン酸です。
参照元:ごま油のチカラ_ごま油の主成分

ごま油中の脂肪酸含量比率でいうと、
リノール酸は44.3%、オレイン酸は39.6%となっています。

オメガ何なのかでいうと、
リノール酸はオメガ6、オレイン酸はオメガ9になります。

ちなみに、健康効果の多いオメガ3も含まれてはいるものの、
ごま油中の脂肪酸含量比率でいうと、0.3%しかありませんでした。

オメガ6のリノール酸とは?

リノール酸は、私たちの体内では作ることができないため、
毎日の食事から摂取する必要があります。

しかし、ごま油以外の植物油にも多く含まれていたり、
マヨネーズやジャンクフードなどにも含まれているため、
意識しなくても、必要量を摂れていることも多いです。
ジャンクフードの画像

オメガ6脂肪酸の1日の摂取量は、大人で8g~10g程度
摂取上限量は、1日の総エネルギー量の10%未満となっています。

必須脂肪酸というだけあり、不足すれば健康トラブルが起こりやすくなり、
肌が荒れやすくなったり、疲れやすくなったりもします。

また、子供の脳の発育にも影響すると言われているため、
一度は適量が摂れているか確認してみたい脂肪酸となっています。

ただし、日本人は過剰摂取している人も多いです。

摂りすぎるとアトピーなどのアレルギー症状を引き起こすとも言われているので、
少なくてもダメ、多すぎてもダメだと覚えておきましょう。

オメガ9のオレイン酸とは?

オレイン酸は、オリーブオイルなどに多く含まれる脂肪酸です。

体内でも作ることができる他、
1日の摂取量は、特に決められていません。
小さじ1杯の画像

オレイン酸の効果としては、生活習慣病の予防
悪玉コレステロールを減らす、便秘改善などが期待できます。

つまり、健康効果の多い脂肪酸なんです。

そのため、オレイン酸が含まれている油として考えれば、
ごま油も健康油と言えるかもしれません。

しかし、ごま油のオレイン酸含有率は39.4%ですが、
オリーブオイルは約74%にもなります。
飲むオリーブオイルの画像

つまり、オレイン酸の摂取目的で油を摂るのなら、
ごま油よりもオリーブオイルを摂った方が効率的なんです。

ただ、ごま油の方が合う料理もたくさんあるので、
うまく使い分けるのが一番良いかと思います。

リノール酸も含まれているので、過剰摂取は危険ですが、
適切な量を使っていけば、ごま油も健康に役立つ油になると思いますよ。

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