賢い亜麻仁油の食べ方!医学的に正しい亜麻仁油の摂り方は?

亜麻仁油のより効果的な食べ方が知りたい、と言う人のために、
効率よく亜麻仁油の栄養を吸収できる食べ方をご紹介します。
テレビで紹介された、亜麻仁油の簡単レシピもまとめてご紹介します。

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亜麻仁油をとるタイミングは?

健康効果の多い亜麻仁油を、より効果的に摂るためには、
朝のタイミングで摂ることがおすすめされています。

その理由は、体を動かしている時に脂質を消費できるからなんです。

朝に摂ると、家事や通勤などの行動も脂肪燃焼につながる運動となるため、
その脂肪燃焼効果は、夜の摂取と比べると、約10倍にもなると言われています。
アマニ油プレミアムリッチ

血管の名医、池谷敏郎先生は、毎朝亜麻仁油入りの野菜ジュースを飲み、
半年で約15kgもの減量に成功しているほど。

もちろん、ダイエッ効果だけでなく、血流も良くなりやすいため、
亜麻仁油の効果を期待するなら、朝の摂取がおすすめです。

ただし、より効果を引き出すためには、食べ合わせにも工夫が必要です。

そこで今回は、テレビ朝日の「林修の今でしょ!講座」で紹介された
より効率よく亜麻仁油の栄養を吸収できる食べ方もご紹介します。

どんな食材と相性が良いのか、ぜひ参考にしてみてください。

血管にいい亜麻仁油の摂り方は?

一緒に食べる食材を工夫することで
さらに効率よく亜麻仁油の栄養を吸収できる食べ方があります。

徳島大学循環器内科教授の佐田政隆先生のイチオシ食材は、
「牡蠣」「アボカド」でした。

牡蠣には、一緒にとるとαリノレン酸を効率よく摂取できる栄養素、
亜鉛が豊富に含まれています。
牡蠣の写真

亜麻仁油と食べると、より血管にいい働きをしてくれるそうです。

名医のおすすめは、焼き牡蠣に亜麻仁油をかけて食べる食べ方。

他にも、血管にいい食べ合わせ食材として、
亜鉛たっぷりの「しじみ汁」も紹介されました。

亜麻仁油と貝の栄養素は相性抜群と覚えておくと良さそうです。

認知症予防に効果的な亜麻仁油の摂り方は?

佐田先生のもう一つのイチオシ食材、
アボカドには、ビタミンB6が豊富に含まれています。

アラブ首長国連邦とイギリスの共同開発チームによる最新研究によれば、
αリノレン酸などのオメガ3系脂肪酸を普段から摂っている人が
ビタミンB群の食材をとると、認知機能の低下を遅らせる結果が出たそうです。

つまり、αリノレン酸とビタミンB群を一緒に摂ると
認知症予防の効果が期待できる、ということなのです。
アボカドの写真

研究の中では、亜麻仁油のもつ成分が脳の神経細胞を柔らかくし、
ビタミンB群が浸透しやすくなると考えられているそうです。

ポイントは、亜麻仁油とアボカドはセットで摂ること。

双方の栄養、効果が合わさっての結果なので、
アボカドだけとってもあまり効果は期待できないとのことです。

ちなみに、鮭などに含まれるビタミンB6、
枝豆などに含まれる葉酸でも認知症予防効果が期待できるそうです。

亜麻仁油は、アボカド、鮭、枝豆と相性が良いと覚えておきましょう。

亜麻仁油を使った簡単レシピ

「林修の今でしょ!講座」では、亜麻仁油を使った簡単レシピも紹介しました。

紹介してくれたのは、赤坂ファミリークリニックの院長、
伊藤朋子先生です。

まず1つめは「亜麻仁油のたまごかけご飯」です。
卵かけご飯の写真

作り方はとっても簡単で、
卵と醤油をかけたあと、小さじ1杯の亜麻仁油をかけるだけ。

ポイントは、卵との組み合わせ。

αリノレン酸に卵のタンパク質を合わせると
より脳の活性化につながることが、いろんな研究でわかっているそうです。

2つめのレシピは「亜麻仁油納豆」
納豆の写真

作り方は、納豆に小さじ1杯の亜麻仁油を混ぜるだけ。

αリノレン酸に納豆に含まれるナットウキナーゼを合わせると、
より血管をしなやかにさせることができるそうです。

油を混ぜて食べることに抵抗がある人もいるかもしれませんが、
ほとんどの人は、食べているうちに慣れてきます。

私はよく亜麻仁油納豆を食べていますが、
最近は、入っている方が美味しいと感じるようになってきました。

どちらも食べやすいので、ぜひ一度試してみてはいいかがでしょうか。

熱に弱い点には注意!

亜麻仁油のより賢い食べ方をいくつか紹介しましたが、
1つだけ注意しておきたいことがあります。

それは、加熱です。

亜麻仁油は約70℃で酸化してしまうため、基本的に加熱調理には使えません。

テレビでは、フライパンで加熱する場合は、他の油で軽く炒めた後、
火を止めて一回し程度、亜麻仁油をかけましょうと伝えていました。

しかし個人的には、もっと安全な方法として、
お皿に移してから回しかけて食べることをおすすめします。

また、お味噌汁など、熱めの料理にかけたり混ぜたりする時は、
必ずお椀やお皿にうつしてから、使うことをおすすめします。
お味噌汁の画像

テレビでは、焼肉のタレに亜麻仁油を混ぜるという食べ方も紹介していました。

お肉の脂(飽和脂肪酸)を亜麻仁油が打ち消す作用があるため、
亜麻仁油を少し入れるのは非常に良いことだと言います。

お肉のタンパク質と亜麻仁油のαリノレン酸、
脳にいい2つの栄養素でダブルの効果も期待できます。

私も実際に焼肉のタレに混ぜて、お肉を食べてみましたが、
タレの味が濃いこともあり、亜麻仁油の存在は気になりませんでした。

普通に美味しく食べられます。

こうした工夫をしながら、熱だけには注意していただき、
より効果的に亜麻仁油を摂ってもらえたらと思います。

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